ギリシャ文化を「ヘレニズム」と呼ぶ理由は「パンドラの箱」でわかる

世界が広がる英語の知識

「パンドラの箱 Pandora’s box」というナッツのお菓子を頂きました。 

さて、このお菓子の名前である「Pandora’s Box パンドラの箱」は英語の小ネタにはもってこいです。

パンドラというのはギリシャ神話にでてくる「地上に生まれた初めての女性」の名前です。

人類に火を与えたプロメテウスにゼウス(Zeus)が怒り、人類に災いをもたらすために送り込んだのがこのパンドラになります。

パンドラが地上に来る際に持たされた箱があらゆる厄災がつまった「パンドラの箱 Pandora’s Box」というわけです。

パンドラの娘の名前はヘレネ

パンドラは地上で結婚し、その孫がヘレーン Hellen といって最初のギリシャ人 Greeks になったとされています。

ギリシャは英語で Greece ですが、ラテン語を話していたローマ人が、ギリシャ人のことを Graecus と呼び、その土地を Graecia と 読んだことに由来します。

ではギリシャ人は自分たちを何と呼んだかというと「ヘレネス Hellenes」と呼び、国のことを Hellas と呼んでいました。

世界史で「ヘレニズム文化 Hellenism」と習いましたが、それはまさにギリシャ文化のことだったんですね。

現在でもギリシャの正式名は the Hellenic Republic です。

異民族とは「言葉の分からない人たち」のこと

ギリシャ人は「じぶんたち以外、異民族」をあらわすことばとして「 barbaroi バルバロイ」といいました。

これは相手の言葉がわからず「バー、バー」っているように聞こえたからということに由来します。

そこから英語の「野蛮人」をあらわす「barbarian」が生まれます。

さらに、皮肉なものですが「それは何を言っているかわからない」という英語表現で「It is Greek to me. それは私にとってギリシャ語だ。」というものがあります。

私もアメリカの南部に初めて行って生活し始めたときは「この人たちが話しているのは本当に英語なのか???」と困惑しながらの日々でした。

しかし、だんだん慣れてきて「ギリシャ語から英語」として聞こえるようになりました。

言葉は急成長は難しいので、あせらずじっくり、一歩一歩の成長を重ねていけばよいと思います。Slow and steady wins the race!

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