よくある質問

生徒さんや保護者さん、社会人の方々からよくいただく質問にお答えしています。

どんな英語塾ですか?

英語を理解するうえで本当に必要なことだけに集中しています。

その結果として「ユニークな英語学習」となってしまっています。 

あるま・まーたには日本で学ぶ英語教育とはおそらく全く違うアプローチのものがたくさんあります。

それらはすべて英語を高いレベルで運用するには当たり前のことなので、自信をもって「ユニークな学び方」を続けております。

どういう方が対象ですか?

英語が全くできない人でも高い目標をもっているすべての方が対象です。

とくに「英語がキライ」という人は「わからないからキライ」という場合がほとんどです。そういう生徒さんたちは「わかるようになったのでおもしろい」に変わっていってくれます。

特に論理的思考が得意なタイプ、理系科目が得意なタイプの生徒さんたちはあるま・まーたで英語を学ぶと劇的に上達してくれます。

中高生は受験がメインになるので、テスト対策と使える英語力の両立をするようにカリキュラムを設定します。

社会人の方は高いレベルで仕事などに通用するように英語力をゼロから育てるお手伝いをしています。

また論理的思考や小論文や大学レベルのレポートの書き方を基礎から鍛えてほしいというご要望も増えていますので、英語と論理的思考をあわせて学びたい方もぜひお問い合わせください。 

なぜ日本で習う英文法はわかりにくいのですか?

英文法が分かりにくい理由は英語と日本語の両方に原因があります。

まず英語はゲルマン語と言ってドイツ語やオランダ語に近い言葉のグループにルーツがあります。

昔、ヨーロッパ全域に影響を持っていたのはローマで、ラテン語を公用語にしていました。ラテン語は現代ではイタリア語やスペイン語といったロマンス語のグループの親にあたる言語です。

ローマの時代はヨーロッパの共通語はラテン語だったため、英文法の用語はラテン語の文法用語を流用しています。

ところがゲルマン語とロマンス語は文法の仕組みが異なるため、ラテン語の文法用語を英語に直訳してもうまく機能しません

たとえばゲルマン語には過去時制がありますが、ラテン語は完了時制を使います。また不定詞はラテン語と現代英語では使い方が大きく違います。

つまり、もともと英語の英文法が、相性の良くないラテン語の文法用語をそのまま使っているので、ラテン語文法を知らない人はうまく理解できません。

おそらくラテン語やゲルマン語の知識ゼロのまま日本語で書かれた英文法は理解するのはかなり難しいと思います。

日本の英語の問題はこれだけではなく、ラテン語の文法用語を使いまわした英文法用語を、日本でいろんな人が別々の日本語に訳したり、独自解釈をして収拾がつかなくなってしまっています

英文法を英語と日本語で徹底的に調べた結果、日本語の文法用語の整合性は崩壊しているとしか思えない状況です。それがみなさんよくご存じの日本の英語教育の現実です。

英文法用語から逃げるのではなく、真っ向勝負でラテン語から深堀すると一気に英語の仕組みがキレイに見切れるようになります。

英文法や文法用語をどのように教えていますか?

英語の文法用語はラテン語を翻訳したものがほとんどなので、日本語だけで英文法用語は理解できません。

まずラテン語や英語の文法用語が意味することを徹底的にかみ砕いてお伝えします。

英語の Wikipedia には英文法用語の定義や語源がしっかりと載っています。

あるま・まーたの英文法解説は英語 Wikipedia に準拠しており、受験英語でしか通用しない独自解釈や○○メソッドなどは一切ありません。

英文法用語はラテン語とゲルマン語の違いを知ったうえでちゃんと理解すれば、英語を正確に組み立てる大きな力になってくれます。

さらに英文法の理解の仕方にも2種類あり、それぞれ「統語論文法 Syntax」と「意味論文法 Semantics」と呼ばれています。

統語論文法 Syntax」は英語の構造や仕組みを中心に解釈する方法です。ルールやシステム重視の英文法と考えてください。

意味論文法 Semantics」は英語の正確な意味を中心に解釈する方法です。意味・ニュアンス重視の英文法と考えてください。

あるま・まーたでは「統語論文法」を中心に進めますので、英文の丸暗記はありません。

ありとあらゆる英文の構造を英語の語順で瞬時に正確に理解できるアプローチをとります。

大人になってからでも英語はできますか?

日本人の多くが英語を運用できないのは、日本の英語教育が丸暗記中心になっているだけなので、あまり気にされる必要はないかと思います。

今の私ですら日本の英文法書を読んでも、例文と和訳がたくさんあるだけで、なにをすればよいのかわからりません。

英語は実質的に世界言語なので、ネイティブでない人もたくさん英語を実社会で運用しています。

英語圏以外の人たちをみていると、幼少期から英語をする環境になじんでいたわけではなく、学校の勉強で学んでいった人のほうが多いのではないでしょうか。

また日本語を独学したり、日本に来てから日本語を学んで上達している外国人も個人的に多く知っています。

塾長も高校を半年で中退し、20歳からアメリカ留学をしたので、英語を高度に運用するのに子供のころからの英語体験は必須ではないと感じます。

世界に目を向ければ「子供のころからやっていないと無理」というほうが逆にヘンな話だと思います。

中学で英語につまづいていても大丈夫ですか?

英語が苦手なほうがありがたいです。

日本の学校のカリキュラムや学習レベルをみたら、成長できないのは当たり前です。

定期テストや受験勉強で英語を学んでも、実社会で運用する希望は生まれないと思います。みなさまの責任ではまったくないのでご心配なく。

中学から英語がうまくいかなかった人でも英語を統語論文法を中心に、語順通りに英語を理解するトレーニングを行うことで確実に成長します。

みなさんがやってきた受験英語対策というのは中身を見れば「4択・穴埋め・並べ変え・それっぽい和訳作業・部分点稼ぎの英作文」の対処法ばかりですよね?

その程度のことであれば受験英語を知らない方のほうが理解がスムーズだと強く実感します。

英語を前からどのように読むのですか?

そもそも英語を前から読めないほうがおかしなことなんです。

英語は前から理解するように文法ができているので、英語を英語のまま理解する仕組みを学びます。

英語が苦手な人は、きれいな日本語訳や4択問題に混乱させられて泥沼にはまっていることが多いです。

この問題を解決するには「統語論文法(ルール・システム重視の英文法)」が非常に大きな意味を持ちます。

なぜなら英語の仕組みをしっかりと理解してしまえば、英文法構造を見ただけで、そこから後に続く内容も予期できるようになるからです。

一方、和訳重視の英文法を教わっている日本人の多くは英語が読めないと「て、に、を、は」でごまかしてしまう場合があります。

自分の頭の中で正確な英語を組み立てる力がつけば、英語力そのものも自然と高まっていきます。

前から読めるようになれば、あとは動画を英語音声・英語字幕で繰り返し練習すると効果的です。

ドラマや映画をみる、ゲームをする、すきな音楽を聴くなど、いくらでも教材はあります。そうなればリスニング・リーディングのレベルアップは時間の問題になります。

一年ほど通われた生徒さんたちは全員「前から読んだ方が絶対楽!」と口をそろえておっしゃいます。

カリキュラムはどうなっていますか?

基本の部分はすべての生徒さん共通です。

まず単語と文章を英語発音でスムーズに発声する練習からスタートします。

そして文法やイメージを中心に、あらゆる英文をそのままの語順で理解できるように、例文を読み上げ、和訳する練習をします。

週1回のペースでいくと、中学レベルの内容を1年半ほど、高校レベルは半年程度で完了します。

同時に、単語など暗記や練習が重要になる内容は、生徒さんの希望に合わせて目標や教材を相談の上で、計画表をつくり進めていきます。

その後、基礎が固まった時点で、実践演習に切り替えていきます。受験生であればリーディングとライティングがメインです。

社会人の方はリスニングとスピーキング課題の指導も重視しています。またビジネスで必要なメール、プレゼンや資料の読解のお手伝いもさせていただきます。

基礎固めから英語をスムーズに理解できるようになるまで、すくなくとも2年ほどの長期的な視点を持っていただけるとありがたいです。

英会話のレッスンはどのようなものですか?

英会話をいきなり始めることはせず、まずはリスニングとリーディングの力を上げることを優先します。

スピーキングはリスニングできる前提でないと伸びません。なぜなら自分の理解できる英文しかアウトプットできないからです。

リスニングの練習のために海外ドラマやゲームなどを英語音声・英語字幕で練習することがとても有効です。

また英検対策のスピーキングなどの場合は、問題に対して「意見・理由・具体例」を順序だてて述べることが必要になってきます。

中学生・高校生をみていると、そもそも日本語で自分の意見を説明するのに苦労するケースが多くあります。

適切に英語をアウトプットするために論理的な考え方を習慣にするところから始めます。

英作文や英語小論文の指導はどのようなものですか?

英語を文章でアウトプットする際は、ほとんどの場合は論理的に書くことが求められます。

それゆえ、まずは英語を文法的に正確に書くことと同時に、論理的思考そのもののトレーニングを行っていきます。

英語圏は大学レベルになると論理的に文章を構成する練習を日本の大学よりも圧倒的に力を入れて行っています。

日本の多くの大学生・社会人を見ていると「ビジネスレベルで必要な英語力」と「論理的思考力」はワンセットであるということがどうも抜け落ちている気がします。

そのため「大学受験英語や4択問題ばかりの TOEIC の勉強が通用する」と勘違いしていると、論理的思考の大学レベルのトレーニングを受けた英語圏の人たちに全く太刀打ちできないことになってしまいます。

実際に海外の大学やビジネスの現場で「さすが!やるな!」と思ってもらえるような内容の英語をアウトプットする論理性を身に着けるトレーニングをします。

また英語だけでなく日本語での小論文大学でのレポート作成にもご協力させて頂いています。

英語圏の論理的な文章構成を参考に文章を書くトレーニングは、大学生・社会人の方から特に高く評価いただいており、うれしい限りです。

体験授業でおためしはできますか?

すべての生徒さんに1か月の無料で体験授業を受けていただいています。

体験授業では「英語で納得できないこと」をなんでも聞いてください。

  • 英語を語順通りによむときに実際にどうやっているのか?
  • 英語ネイティブでない人がどうやって英語を瞬間的に理解できるのか?
  • 意味が分からない文法用語のもつ具体的な機能はどんなものか?
  • TOEIC 900点レベルには、どの程度の力が必要なのか?
  • 海外ドラマの字幕は、具体的にどう発音すれば、ネイティブのような発音になるのか?
  • いわゆる「下品な言葉」には実際にどんなイメージがあるのか?

なにより大切なのは高いレベルで英語力が運用できるイメージを持っていただくことだと考えています。

「ああ、英語ってこういう仕組みなんだ!」と思っていただいた上で、継続して頂けるとありがたく思います。

準備物・教材はどのようなものをつかいますか?

オンライン対応になるのでネット環境パソコンをご用意いただきたいと思います。

いろいろ資料を使いながらのレッスンなので、タブレットではもしかすると不便かもしれません。

自作の資料は Office でつくっているので、エクセルパワーポイントなどが編集できる環境さえあれば大丈夫です。

また、いくつか市販の書籍や有料アプリを購入いただいておりますが、他はすべてオリジナルの資料(もちろん無料)です。

リスニングはネットフリックスの海外ドラマのネット配信をメインで使用します。

また生徒さんの希望により聖書英語の格言・名言Wikipedia などの専門的な文章にも対応します。

英語は「基本の応用」でほぼすべて理解できます。いつまでも「日本語の解説がついた教材」を買い続ける必要はありません。

英語圏で実際に使用されているものを「基本知識と応用能力」で的確に処理することが英語力です。

そのため「本質的に何を学べば成長するか?」や「生徒さんの興味をもつもの」を重視しています。 

英語ネイティブのような発音はどのように身に着けますか?

よくネイティブ発音と呼ばれるものは、標準的なアメリカ発音のことです。

英語の発音は国や地域によって強いクセがあるので、あまりこだわると苦労します。あるま・まーたではアメリカ発音・イギリス発音の基本的な特徴を教えています。

アメリカ発音は非常にあいまいな音が多く、日本人は苦手かもしれません。標準的なイギリス発音では日本人と相性がよいかもしれません。ほとんどの生徒さんは「イギリス英語の方がわかりやすい」とおっしゃっています。

まず英単語の発音の特徴は「強く発音される音(アクセント)」と「弱い音」を波が上下にうねるように発音されることにあります。これを「フロー(流れ)」といいます。

そのため母音と子音で構成される英単語を、文章として流れるように発音するのが英語発音の基本です。

そして英語には次のような特徴も起こります。

  • リエゾン(単語同士が連結して発音される)
  • リダクション(語尾の子音などが非常に弱く発音される)
  • フラッピング(発音が曖昧になることで別の音に聞こえる)

このような英語発音の特徴を理解したうえで、実践練習していきます。

国・地域ごとにアクセントは違っても、本質は「基本の発音をどの程度までサボって発音するか」で決まるので、その仕組みを理解することで無駄な練習を省くことができます。

ネットフリックスなどを使えば、国や地域そして時代ごとの話し方の特徴もある程度決めて学べるのでとても便利です。

  • イギリス(地域によって様々なアクセントがあります)
  • カナダ(アメリカ発音に近い)
  • 中世ファンタジー(ちょっと古風な英語。イギリス英語が多い)

英語の発音が起こる仕組みを明確にする解説は非常に好評ですし、発音のレベルには自信をもってやっています。

小学生のレッスンはやっていますか?

現状、中学生から対応させていただいております。その理由は「小さいころに英語になじんでいなくても、できる人はできる」からです。

これは外国人でも同様です。英語圏に住んだ経験がなくても独学で英語をマスターする人は多くいます。塾長は高校中退で20歳からアメリカに4年留学をしましたが、英語が体になじむようになりました。

英語は大人になれば「賢い人」が一番うまいです。帰国子女やインターナショナルスクール出身者でも「考えていない人」は英語も同じ事になります。

日本語がうまい外国人も同様で、日本に子供のころに住んでいたからではなく、総合的な学習量や考え方で日本語力が決まってくるのを実際に体験しています。

残念ですが、大人になって必要になるレベルの英語は子供の頃に英語になじんでいるという程度では対応できません。内容そのものが専門的になるのでしっかりと考える力と知識が大切になります。

小学生の頃は英語ではなくて、友達を作ったり、運動したり、自然体験や読書など、勉強以外の大切な才能を伸ばせる時期です。

保護者さんの将来の英語への不安はあるのは重々承知していますが、小学生の間は人生を生きることを通して重要なことを学ぶ時期にしてほしいと思っています。

なぜ宗教や歴史を教えているのですか?

英語はヨーロッパで生まれた言語です。いわゆる「欧米」と呼ばれる文化圏ではギリシャ哲学やキリスト教神学の影響をとても強く受けています。

論理的思考の基礎はプラトンやアリストテレスといったギリシャの哲学者から生まれ、キリスト教・イスラム教を経由して、近代哲学をへて現代の科学的思考にも受け継がれています。

論理性の発展も2000年以上の哲学や神学の議論や討論を経ながら鍛え上げられたものです。

それゆえ英語を歴史をさかのぼって哲学や宗教の基本を知らないと、絶対に欧米人と同じ土俵に立つことはできません。

さらに英単語の中にもギリシャ語やラテン語がたくさん出てきます。なぜなら専門的な用語ほどギリシャやローマから連なる歴史を持っているからです。

英文法用語もギリシャ語やラテン語のルーツがあるものがほとんどです。

このような用語は、多くのヨーロッパ言語で同じようなスペル・発音をしているため、欧米人は辞書を引かなくても専門用語の意味を高い確率で推測できます。

これは日本、中国、台湾でも多くの人は「漢字」をみれば何となく意味を理解できるのとよく似ています。

つまり英語をビジネス・大学以上のレベルで実践的に使うことが目標であれば、ギリシャ語やラテン語の基本的な知識がないことが、大きなハンディキャップとなっていきます。

英語を大学~社会人レベルで運用したい方は、英語力の根本部分を鍛えるお手伝いをさせて頂きます。

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