古英語っぽい FF12 和訳と文法解説(炎の魔人べリアス編)

Belias the Gigas / 炎の魔人べリアス 英語をゲームで学ぼう

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Belias, the Gigas / 炎の魔人べリアス

Ultimate Attack: Hellfire / 地獄の火炎

“Scion of darkness and guardian of the Holy Realm, made by the gods in opposition to the Transcendent Loghrif, scion of light. Called the Gigas for his appearance: man and monster fused as one. Considered a mistake upon his making, and receiving not his intended role, the Gigas challenged the gods and lost. Scorned by his masters, he found another: the Dynast-King, whose tomb he swore to protect for eternity.”

「神に創られた闇の異形者にして聖域の番人。光の異形者である超越者アログリフとは対なる存在。人とモンスターとが融合しているように見えるため魔人と呼ばれるようになった。数ある異形者の中でも失敗作と位置付けられ、本来の役割をあたえられることはなかった。魔人は怒り神々に戦いを挑んだが敗れてしまう。その後覇王と契約を結び、王墓の守護者となった。」 

英単語・英語表現の解説

・scion of darkness / scion of light:闇の異形者 / 光の異形者

名詞 scion:名族の子孫

・the Holy Realm:聖域

形容詞 holy:神聖な

名詞 realm:領域

the Transcendent Loghrif超越者アログリフ

形容詞 transcendent:卓越した、超越的な

the Dynast-King:覇王

名詞 dynasty:王朝

swore:誓った

不規則変化動詞:swear – swore – sworn

英文理解・文法構造の解説

英文 ①

Scion of darkness and guardian of the Holy Realm, made by the gods in opposition to the Transcendent Loghrif, scion of light.

この文は「名詞句」です。(Belias the Gigas is…)につながる形として考えるとよいと思います。

・made by the gods:神々によって作られて

過去分詞 madeをつかった分詞構文。

・Loghrifscion of light

内容の追加説明のために「,」で区切って並べています。

文法用語では「同格 apposition」といいますが、とりあえず内容が同じ名詞を並べていると理解すればよいです。

英文 ②

Called the Gigas for his appearance: man and monster fused as one.

ここも文章ではなく、前の内容を追加で説明する副詞句です。

動詞の過去形 fused を自動詞として「融合した」という意味でとることはできません。

なぜなら「:(コロン)」は文章ではなく、個別の名詞やフレーズを並べることが基本だからです。

それゆえこの fused は過去分詞として捉えます。

・Called the Gigas:巨人と呼ばれて  

過去分詞 called の分詞構文。

動詞 call OC の第五文型が取れるので受動態でも「補語 C」である名詞 the Gigas が後に続きます。

man and monster fused as one:一体として融合した人間と怪物

過去分詞 fused「融合された」による man and monsters を後ろから説明(後置修飾)しています。

英文 ③

Considered a mistake upon his making, and receiving not his intended role, the Gigas challenged the gods and lost.

分詞構文をつくる considered と receiving が長いですが、the Gigas が「主語 S」の文章です。

Considered a mistake:失敗とみなされて

過去分詞 called の分詞構文。

call OC の第五文型が取れるので、過去分詞になっても「補語 C」である名詞 a mistake が後に続きます。

・upon his making:彼が作られる上で

前置詞 upon は「up + on」なので on と意味はほぼ同じですが、より抽象的な概念の時に好まれます。

his making は「所有格 his +名詞 making」で「彼の創造」となります。

動名詞 making として「所有格 his +動名詞 making」は「彼が作ること」としても機能させられるので「動詞+ING形」は注意してください。

動詞のING形(動名詞など)について知りたい方はこちらをどうぞ。

・receiving not his intended role:彼の意図された役目を受け入れず 

現在分詞 receiving + 否定 not の分詞構文。

英文 ④

Scorned by his masters, he found anotherthe Dynast-King, whose tomb he swore to protect for eternity.

メインの文章は he found another の第3文型 SVO です。

・Scorned by his masters:彼の主たちに軽蔑されて

過去分詞 scorned の分詞構文。his masters は「神々」のことです。

・he found another: the Dynast-King:彼はまた別の主「覇王」を見つけた

another は「同じ種類のものを追加」するイメージです。

同時に another には「別の物」という意味があります。

ここでは「またほかの○○」ということで 「another master」つまり「: セミコロン」でつながれた「the Dynast-King(覇王)となります。

the Dynast-King, whose tomb:覇王(← 説明)その覇王の墓を・・・

関係代名詞 whose は「名詞の所有格」として the Dynast-King を説明します。

関係代名詞の機能は「名詞を共有している2つの文」を繋げることです。

whose は「所有格」の担当なので「the Dynast-King’s tomb」という「アポストロフィ≒ ‘s」の形で繋ぎます。

つまり説明文の元の形は・・・

“He swore to protect the Dynast-King’s tomb for eternity.”

ここから・・・

“He swore to protect whose tomb for eternity.”

と変換して接続します。

最後に細かいところですが「, カンマ」が whose の前に入っています。

関係詞の前に「, カンマ」がつくと非制限用法といって「固有名詞」などを説明する形をとります。

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