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Exodus, the Judge-Sal / 審判の霊樹エクスデス
Ultimate Attack: Meteor / メテオ
“Most ancient of the scions, created in opposition to Halmarut, the Arbiter, and scion of light. Tasked with keeping watch over the world, with the authority to judge the value of all things. As he watched, unseen, unknown, his attachment to the world dwindled and faded until it was as nothing. Fitting that he would desire to make the world, too, as nothing. Yet he fell in the war against the gods, and was thwarted, imprisoned in punishment for his heresy.”
「最古に創られた異形者。光の異形者である仲裁者ハルマルトとは対なる存在。世界を監視する役割を担い、万事を判定する権限も持っていた。無の存在として世界を監視し続けた結果、執着心が皆無となった。達観した彼は、すべてを無に還そうとするも神々との戦いに敗れ、封印されてしまった。」
英単語・英語表現の解説
・sal:沙羅双樹の木
「霊樹」の英訳です。この木の下でお釈迦様が悟りを開かれたことから仏教世界で特別な木です。
初見では「審判の霊樹 Judge + Sal」が「裁判官 + 沙羅双樹の木」と気づかず苦労しました。
・meteor: 隕石
FFファンは「メテオ」と言いたくなりますが、英語発音は「ミーティア」です。
・arbiter: 調停者、仲裁者
Tasked with ~: ~を課されて
過去分詞 tasked の分詞構文
・keep watch over ~: ~を監視し続ける
イディオム的に使います。
・unseen, unknown : 見られることなく、知られることなく
両方とも過去分詞による分詞構文です。
・his attachment to the world: 世界への執着
attach は実物でなく、概念的なものでも「ひっつける」ことができます。
・until it was as nothing: それ(世界への執着)が無と同様になるまで
was は過去形ですが、和訳がすこしおかしくなるので「無と同然となった」とはしていません。
・Fitting that: そのことを(この世界へ)適用させようとして
that は「desire to make the world as nothing」を指しています。
・thwart: (誰かが何かをしようとするのを)防ぐ
過去分詞(受け身)で使われています。
・imprison: 閉じ込める
過去分詞(受け身)で使われています。
heresy: 異端(の教え、考え)
英文理解・文法構造の解説
【 英文 1 】
“Most ancient of the scions, created in opposition to Halmarut, the Arbiter, and scion of light.
【 英文 2 】
“Tasked with keeping watch over the world, with the authority to judge the value of all things.
【 英文 3 】
“As he watched, unseen, unknown, his attachment to the world dwindled and faded until it was as nothing.
【 英文 4 】
“Fitting that he would desire to make the world, too, as nothing.
【 英文 5 】
“Yet he fell in the war against the gods, and was thwarted, imprisoned in punishment for his heresy.”