英語にはアラビア語が由来の英単語が数多くあります。
日本語でなじみのある単語にもアラビア語由来のものがあります。
- アルカリ
- アルコール
- カフェ
- キャンディ
あたりまえのように世界でつかわれている 012345 といった「数字」も「アラビア数字 Arabic numerals」もしくは「Indo-Arabic numerals」とよばれています。
この理由は、イスラム文化がヨーロッパ、そして全世界に大きな影響を与えたからです。
イスラム黄金期の功績が英語に残る
近現代の始まりは14~15世紀にヨーロッパでうまれたルネサンスとされています。
しかし、ルネサンスに先駆けて8~13世紀ほどにかけてイスラム黄金期(Islamic Golden Age)といって科学が急速に進歩した時期があります。
イスラム教徒の科学に対する肯定的な姿勢は当時のキリスト教徒や中国人が到底追いつけないような進歩的なものでした。
「この世界は Allah が創造されたのだから、世界のありのままの姿を探求することが Allah の知恵により近づくことになる」
このような万物の真理を追い求める姿勢から、イスラム圏では科学(化学や数学、医学、天文学など)が大きく進歩しました。
ちなみに Allah とは「世界の創造者である絶対神」を表すアラビア語です。
「絶対神」の表現はほかの言語ではこうなります
- 英語であれば God
- ラテン語なら Deus(デウス)
- ヘブライ語なら YHWH(ヤハウェ)
アラブ人を中心とした遊牧民特有の強力な騎馬戦闘力を持ち、イスラムという一神教により民族間の差別をなくし、イスラム教徒は大きく一つにまとまります。
そこから圧倒的なスピードで西はイベリア半島(現在のスペイン)、東はインドと広大な領域を支配します。
そして当時のイスラム圏は「黄金期 the Golden Age」の文字通り世界最強の軍事力、世界最大の支配領域、世界最高の知識・技術を有する文明となりました。
日本でイスラムについて学ぶ機会はさほど多くはないですが、実際には欧米文化圏では近代哲学や科学の発展にイスラムの影響がありました。
とくに論理性や科学の知識などを、キリスト教からヨーロッパを解き放つのに大きなきっかけになっていることは否定しようがありません。
それではイスラム文化がどれほど英語にも影響を与えているかを見るために、アラビア語源の英単語を見ていきましょう。
化学系のアラビア語源の英単語
化学は物質の本当の性質を探求する学問です。
化学反応も Allah が創造した世界の中での不変の法則に従って行われています。
そして、それを知ることは Allah の知恵に近づき、我々が生かされていることに感謝することにつながります。
このような情熱に動かされてイスラム教徒は化学への探求を深めます。
alchemy: 錬金術
錫(tin)や鉛(lead)などの卑金属(base metal)を金や銀などの貴金属(precious metal)に変える試みのことです。
もちろん当時の技術では当然不可能なことでしたが、このように様々な物質の性質を調べるうちに化学が発展していきます。
alcohol: アルコール
al はアラビア語の定冠詞です。英語で言うところの the になります。
アルコールはアイライナーをつくるのに使われていたため、化粧の粉である「fine powder さらさらの粉」を意味する言葉が語源です。
ちなみにアルコールを分解してできるアルデヒド(aldehyde)は alcohol dehydrogenatus というラテン語の短縮形から命名されました。
定冠詞 al の小ネタですが、人名の「アレクサンダー」はアラビア語で「イスカンダール」といいます。
これは Alexander の Al が定冠詞 al と勘違いされて、名前から抜け落ちて Iskandar になりました。
アラビア語圏では al (the) を名字(≒出身部族名)のように名前に入れることがよくあるので、こんなことが起こりました。
alkali: アルカリ
「植物の灰」からアルカリ成分を抽出していたことから、「灰」を意味する「al-qaly」に由来します。
アルカリ性は英語で「base」で形容詞は「basic」といいます。
amalgamate: 合同する、混交する、水銀と化合させてアマルガムにする
イスラム圏から独立後のスペインは植民地支配をしていた中南米の金鉱山(gold mine)や銀鉱山(silver mine)からアマルガム法という方法で非常に効率よく金や銀を鉱石(ore)から抽出していました。
これに目を付けたのが徳川家康で、カトリックの布教と交換条件にアマルガム法の知識を得ることを提案しますが、スペインから製法は伝授されませんでした。
結局のところスペインの目的は、布教を先兵とした日本の支配と、キリスト教化した日本兵をつかった中国侵略だったので、最終的に家康はキリスト教(とくにカトリック)を禁止します。
とはいえオランダやイギリスなどのプロテスタント勢力とは貿易関係でつながっていたので、キリスト教を迫害したという解釈は間違っています。
カトリック勢力が交易と布教を一体とすることを頑として譲らなかったので、日本側はカトリック排除へと方針を決めます。
決して外国人排除ではないことを覚えておいてください。
ちなみに「鎖国」とは江戸時代に入って外国人が日本について書いた書物を読んだ江戸時代の日本人が広めた言葉です。
またスペインが最大勢力を誇った時代は、日本では戦国時代にあたり、日本からも石見銀山から大量の銀がヨーロッパに流入していました。
日本産の銀のヨーロッパへの流入の影響などを詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
benzine: ベンジン
ガソリンなど燃料に使われる可燃性の液体の総称です。
有害物質の benzene(ベンゼン) とは別物なので注意です。
chemistry: 化学
錬金術 alchemy から生まれた言葉です。
ちなみに「科学」を意味する science は「知る」という意味のラテン語が語源です。
また英語で「知る」という動詞の know の語源は、ずっと語源をたどると法助動詞 can と同じところに行きつきます。
これは can がもともと「やり方を知っている ⇒ 能力」という意味から生まれたことに由来します。
法助動詞 can や will はゲルマン語の流れをもつので、ドイツ語やオランダ語と意味もスペルもよく似ています。
個人的には明治の人たちがドイツ語、英語を一気に習得できたのはオランダ人による「蘭学」とオランダ語の知識が江戸時代の時点で日本に存在していたことも大きな要因だと思っています。
elixir: エリクサー
錬金術の用語で「卑金属を金に変えるもの」です。
英語では「賢者の石 philosopher’s stone」とも呼ばれています。
これは化学の正式用語ではないですが、エリクサーを探求する過程で様々な試行錯誤が繰り返され、その結果、化学が発展します。
K:カリウムの元素記号
カリウムは「植物の灰」という意味の言葉から来ています。同じ「灰」を意味するアルカリの「kali」と同じ語源です。
実は英語でカリウムは potassium といいます。
カリウムを抽出するのに pot(入れ物)に ash(植物の灰)を入れて実験を行ったことに由来するようです。
soda: ソーダ
炭酸飲料のソーダではなく「ナトリウム化合物」のことです。
ナトリウムは英語では sodium といいますが、ソーダ(soda)が語源になっています。
炭酸飲料としてのソーダは最初の炭酸水(carbonated water)がレモネードに重曹(炭酸水素ナトリウム sodium hydrogen carbonate)を加えた物とされることに由来します。
ちなみにアメリカでは炭酸飲料を soda とよんだり pop とよんだり地域によって差があります。
数学系のアラビア語源の英単語
数学がイスラム圏で発展したのにも理由があります。
当時の学問の世界はいまほど交流は盛んではないですし、高度な学問を世界で共同研究するというのも非常に困難でした。
しかし、イスラム教徒がギリシャとインドを支配化に置いたことで話が変わってきます。
ギリシャでは図形を扱う幾何学(geometry)が発展し、インドではゼロや無限を扱う数学が発展していました。
ちなみにイスラム教は偶像崇拝を禁止しいるので、建築などの彫刻や美術品に「人物」や「神」そして「天使」などを描くことができませんでした。
その代わりに「幾何学模様」をモスクや宮殿に施すことで芸術分野としての「幾何学」を進化させました。
これら「数学」と「幾何学」をイスラム教徒は融合することができたのです。これによって現在、我々が恩恵を被っている「高度な数学」の下地が出来上がります。
algebra:代数
アラビア語で「バラバラのパーツの統合」という意味です。
イスラムが勢力をヨーロッパやアジアにひろげたことで、インドの数学とギリシャの幾何学(geometry)を融合させてうまれた数学の分野です。
これにより関数(function)や図形の方程式(equation)などが扱えるようになりました。
日本語の「代数」とは X や Y など「数字の代わり」に文字をつかって数を扱うことからうまれた言葉です。
algorithm:アルゴリズム
人工知能の進歩で一躍有名になった言葉ですが、語源は古く9世紀のイスラム学者アル・フワーリズミー(Muhammad ibn Mūsā al-Khwārizmī)の名前にちなみます。
この世界史に名を刻む偉大な学者が algebra の語源となる「代数学の書物」の著者でもあります。
average:平均
もともとアラビア語では「損傷、不良品」の意味でした。
その後、海洋貿易が発展するに従い意味が変化していきます。
暴風雨などから船の安全を確保する際に、輸送品を一部、船外へ破棄したとしても、積み荷の所有者に関係なく「損害は平均的に算出する」という契約があったことから「損害」から「平均」の意味が生まれました。
zero:ゼロ
アラビア語の sifr がラテン語に取り入れられました。
ゼロを文字としてあらわしたのはインドが初めてです。存在しない「無」を文字であえて表すというのは、さすが「諸法無我」の母国インドです。
イスラムがインドまで勢力を広めたことでゼロを扱う数学が世界標準となりました。
ただ、文字としては残っていないもののメソポタミアなどでは粘土板にゼロを「空白」として記しており、「無」の概念としてはインド以外でも存在したようです。
ちなみにゼロを扱うということは「無限 ∞ infinity」を扱うことと同義になります。
- 100 ÷ 100 = 1
- 100 ÷ 10 = 10
- 100 ÷ 1 = 100
- 100 ÷ 0.1 = 1000
- 100 ÷ 0.01 = 10000
このように割る数を減らすと、数が大きくなっていきます。そして割る数をどんどん減らしてゼロにすると・・・
100 ÷ 0 = ∞
このようにインドでは「無、ゼロ」と「無限、インフィニティ」のような非現実的な概念をヒンドゥー教や仏教の中心であるウパニシャッド哲学の中で発展させていました。
そして現実を超えて概念世界をとらえる能力が人類の数学の発展に大きく寄与しています。
cipher:ゼロ、0、アラビア数字、暗号
ゼロと同様にアラビア語の sifr が語源です。
また「解読する」という意味で decipher という語もあります。
天文・方位系のアラビア語源の英単語
イスラム教徒は絶対神 Allah を信仰し、偶像崇拝(idol worship)を禁止しています。
そのためインドやローマ、中国、日本のように仏像や神像を造らない代わりに、決まった時間に聖地メッカ(Mecca)への礼拝をします。
イスラム教が急速に勢力を広げていくと、スペインからインドまでイスラム教徒の居住区は世界でバラバラになります。
そうなると、たとえどこに住んでいても、遠く離れた土地からメッカの位置を正確に知り、 何時にどの方向に礼拝すればよいのか知る必要があります。
そこで、時間、季節、地理、暦を正確に理解するために天文学(astronomy)や方位(cardinal direction)の研究が一気に発展しました。ちなみに astrology は占星術です。
Aldebaran:アルデバラン
牡牛座(Taurus)の星です。
意味は「the Follower of the Pleiades(プレアデス星団に続くもの)」が語源です。日本語でも「後星 あとぼし」というようです。
Algol: アルゴル
ペルセウス座(Perseus)の星です。
アラブ世界ではグール(人間を食べる魔物)がいると信じられており、「head of ghoul(グールの頭)」を意味する「ra’s al-ghūl ラーズ・アル・グール」が名の由来です。
ちなみにアメリカンコミックのバットマンにはラーズ・アル・グールは敵キャラとして登場します。
Altair:アルタイル
わし座(Aquila)の星です。「the Flying Eagle (翔んでいる鷲)」を意味する言葉が語源です。
また夏の大三角(Summer Triangle)の一つでもあり、日本の七夕では「ひこぼし(彦星)」と呼ばれています。
Baten Kaitos:バテン・カイトス
くじら座(Cetus)の星です。
由来は「Belly of the Sea Monster(海の怪物の腹)」という意味です。
「海の怪物」のことを日本語で「クジラ」と呼んでいます。
Betelgeuse:ベテルギウス
オリオン座(Orion)の星で、冬の大三角(Winter Triangle)のひとつでもあります。
歴史的には「Armpit of the Central One(中央のものの脇)」と訳されているようですが、ラテン語に間違って書き写されたことが要因みたいです。
正確な訳は諸説ありますが、もっとも有力なのが「Hand/Armpit of Orion(オリオンの腕/脇)」という意味のようです。
オリオンはアラビア語だと「Al Jabber(巨人)」という意味ですが、これが「Al Jauza(中央のもの)」と誤訳されたのが今に至っているようです。
現時点での英語のWikipedia の内容を受けているので、今後修正される可能性はあります。
Deneb:デネブ
白鳥座(Cygnus)の星です。
由来は「Tail of the Hen(めんどりの尾)」を意味する言葉です。
夏の大三角の一つでもあります。
Fomalhaut:フォーマルハウト
みなみのうお座(Pisces Austrinus)の星です。
由来は「Mouth of the Whale 大きな魚(くじら)の口」を意味する言葉です。
ちなみに中国語では「北落師門」といいます。
Rasalgethi:ラスアルゲティ
ヘラクレス座(Hercules)の星です。
意味は「Head of the Kneeler(ひざまずく者の頭)」を意味する言葉に由来します。
Rigel:リゲル
オリオン座(Orion)の星です。意味は「Foot of Orion(オリオンの足)」という意味です。
同じオリオン座なので、ベテルギウスの語源と同じく「Al Jauzah」と「Al Jabber」の誤訳の影響を受けています。
Vega:ベガ
琴座(Lyra)の星です。由来は「the Falling Eagle/Vulture(降下するワシ/ハゲワシ)」をあらわす言葉になります。
また夏の大三角の一つであり、日本では七夕の「おりひめ(織姫)」 と呼ばれています。
azimuth:方位角、方位
アラビア語で「方向」を意味する単語 al-samt の複数形である「al-sumūt(英語だと “directions”)が語源です。
天文学の分野の用語としてラテン語を通して取り入れられていったようです。
zenith:天頂
アラビア語で「頭上の方向」を意味します。
nadir:天底
アラビア語で「反対」を意味する言葉です。
その他のアラビア語源の英単語
amber:琥珀(こはく)
admiral: (海軍の)提督
adobe:日干し煉瓦(れんが)
alcove:(壁などの)入りこみ、凹となっている所、床の間
日本のお城やお寺でいただける英語資料で「床の間」の英訳としてよく見ます。
apricot: アプリコット
arsenal: 武器
本来は「工場」の意味ですが、そこから「船のドック Ship Dock」そして「海軍の武器」に転じました。
イスラムは遊牧系というイメージが強いですが、オスマントルコの海軍はめちゃくちゃ強いです。
スペインがイベリア半島からイスラム勢力を追い出した(1492)あとも、地中海における優位性は依然としてオスマントルコがもっていました。
そのためオスマントルコは、キリスト教徒から迫害され、イスラム教徒と同様にイベリア半島から追い立てられていたユダヤ人を救出する船団を地中海を通ってスペイン南部まで派遣しています。
この情勢が変わるのがオスマントルコがスペインを中心とするカトリック連合軍に敗れるレパントの海戦(1571)です。
assassin:暗殺者
麻薬の一種である「ハッシシ」を使用したことに由来します。
hashish:ハッシシ
乾燥した薬草(dried herb)がもともとの意味です。
azure:蒼
中東で産出する青く美しい鉱石「ラピスラズリ lapis lazuli」が由来です。
lapis はラテン語で「石」ですが、lazuli はアラビア語由来の名前です。
café:カフェ
caravan:キャラバン
アラブ人はシルクロードの砂漠で行商を行っていたので、そのパーティ一行をあらわす言葉です。
candy:キャンディ
アラビア語で「砂糖」を意味する qandi がフランス語を通して英語に取り入れられたという説が有力です。
アラビア語だけでなくペルシャ語 qand やサンスクリット語 khanda も「砂糖」を意味する言葉になります。
ちなみにイギリス英語で candy は日本語と同じく「飴」になりますが、アメリカ英語では「甘いお菓子全般」を意味することが多いです。
アメリカではチョコレートバーも candy bar とよんだりします。
イギリス英語で「甘いお菓子全般」を意味するのは sweets になります。
chess:チェス
将棋の王手にあたる「check」 も、詰みにあたる「checkmate」もアラビア語が語源です。
coffee:コーヒー
もともとアラビア語では「空腹を抑えるもの」という意味のワインの一種をあらわす言葉でした。
カフェインもアルコールも覚醒作用があるので似たものとされたようです。
cotton:木綿
crimson: 真紅
アラビア語で「赤」を意味する言葉が語源です。
damask: ダマスク織、紋どんす
シリアの首都であるダマスカスに由来します。
ダマスカスやバグダッドは10世紀ごろには世界の中心地でした。紛争地としてのイメージが染みついた現代となっては心が締め付けられる思いです。
gazelle:ガゼル
アフリカにすむシカの仲間です。
giraffe:キリン
アラビア語で「速く歩くもの」という意味です。
harem:ハーレム
イスラム社会における女性だけが出入りできる居住場所のことです。ちょうど中国の後宮や江戸幕府の大奥と似たものになります。
セイウチやアザラシの群れのことをハーレムといいますが、一夫多妻の群れをあらわす生物学の用語にもなっています。
jar:水差し
jasmine ジャスミン
シリアの「市の花」やパキスタンでは「国花」となっています。
jinn:ジン
アラジンと魔法のランプにでてくる魔人のことです。女性形はジーニーです。
lemon:レモン
lime:ライム
柑橘類のライムのことです。
「石灰」も英語では lime といいますが、こちらはゲルマン語が語源です。
magazine: 倉庫、雑誌、弾倉
雑誌は「知識の倉庫」そして、銃弾を込めてあるマガジン(弾倉)も「銃弾の倉庫」という意味になります。
mattress:マットレス
monsoon:モンスーン
mummy:ミイラ
エジプトはイスラムが生まれてすぐに勢力下におかれました。
orange:オレンジ
レモン、ライムとおなじく柑橘類です。
safari:サファリ
アフリカ北部は長らくイスラムの勢力圏となります。
saffron:サフラン
sash:サッシュ(リボン)
sherbet:シャーベット
sofa:ソファ
sofa はイギリス英語で、アメリカなどでは couch と呼ばれます。
spinach:ほうれん草
syrup:シロップ
tare:風袋
tariff:関税
英語を理解するには世界史の教養が必要
このように英単語であってもアラビア語つまりイスラムの影響を受けた言葉がたくさんあります。
イラク人(アメリカに移住)とフィリピン人が「スペイン語とアラビア語の共通点」について英語で話をするのを隣で聞いていたことがあります。
スペインはもともとイスラムの統治下にありました。そしてフィリピンもスペインの統治下にありました。
そういった歴史を彼らは共有しているので「やっぱり似てる言葉多いよね!」と会話が弾んでいました。
実際に世界に出ていきいろんな国の人と話すには、世界史の知識が必要になります。
英語だけでなく歴史や信仰の知識も持っておくとより視野が広がると思います。
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